梅雨真っただ中の湯布院です。
雨は嫌ですが、雨のおかげでアジサイがより鮮やかに庭園を彩ってくれています。
みなさまこんにちは、名苑と名水の宿梅園・宿泊部の岡田です。
ジメジメ梅雨いかがお過ごしでしょうか。
湯布院への一番近い空の玄関口大分空港。
大分空港からレンタカーで観光をしながら湯布院へとお越しになられる方が多くいらっしゃいます。
大分の2大観光地 別府→湯布院 のゴールデンルートはもう観たのだけれど、
大分空港周辺で他に観光のおすすめありませんか~?
とよく相談をお受けします。
そこで、今日は「国東半島ぐるり旅」をご案内しましょう。
私自身、大分・湯布院にやって来てまだ3ヶ月ほどの新米なので、
先日、観光案内自主研修と銘打ち国東半島へ遊びに行ってきました。
国東半島(くにさきと読みます)の南東部に大分空港はあります。
最終地点を大分空港にするように反時計回りにぐるりとドライブしてみます。
見所が点在しているため、全部回っていたら飛行機に乗り遅れてしまうので要注意です。
まず訪れてみて欲しいのが「富貴寺(ふきじ)」
現存する九州最古の木造建築であり国宝指定されています。
そして日本三大阿弥陀堂のひとつである大堂がある由緒あるお寺なのです。
たたずまいが素敵です。
更に北へ進み、豊後高田市の「昭和の町」。
かつて国東半島一繁盛していた昭和30年代の活気を蘇らせようと、
商店街をまるっとその時代にタイムトリップさせているんです。
その時代を知らない世代でもなぜかどこか懐かしさを感じてしまうから不思議です。
映画の撮影地としても使われたりしている場所なんですよ。
「恋叶ロード」:昭和の町から始まり海岸線へ向けて北へ美しい夕日の名所「真玉海岸」→
縁結びのご利益で有名な「粟嶋神社」→
花とアートの岬「長崎鼻」
このスポットを結ぶ約20KMのルートは
恋が叶う道「恋叶(こいかな)ロード」と呼ばれています。
※ここを走るバスのバス停にも注目!
大分市在住アーティスト「北村直登氏」がバス停看板を手掛けていらっしゃいます。
しかも、50を超えるバス停全部絵柄が違うんです。
北村直登氏は、最近映画化されたTVドラマでも絵画作品制作の協力&提供をされている画家さんなんですよ。
「真玉海岸」にあるおしゃれな「SOBA CAFEゆうひ」さんで
遅めのランチ。
せっかくなので「恋叶セット」を海を見ながらテラス席で頂きました。
CAFEといえども侮るなかれ、本格手打ちそばが頂けちゃいます。
真玉海岸は干潟の夕陽が有名なのです。
次回は是非、しっかり干潮と日の入りを合わせて
幻想的な干潟の縞模様と夕日が織りなす光と影のコントラストとやらを拝みに
リベンジしに行きたいと思います。
その他にも、国東半島にはたくさんの寺社仏閣・歴史的な城下町・
大分の有名な日本酒「西の関」の萱島酒造などなど、みどころ満載なのです。
大分空港発着のついででは時間が足りなくなってしまいますが、是非訪ねてみてください。
豊後高田市公式観光サイト
http://www.showanomachi.com/
国東市観光協会サイト
http://www.e-kunisaki.com/
梅雨に入り、アジサイが咲き、蛍がそろそろ少なくなりはじめ、
季節がまた巡ってゆきます。
もうすぐ夏がやって来ますね。
みなさん今年の夏の予定はお決まりですか?
是非、大分・湯布院へ!
お待ちしております。
昨晩の梅園からの素晴らしい夕陽です。